寝ていて痛くなる、あとから痛くなる… 何が原因?
朝起きてから、なんとなく首が痛くて片方を向くことが出来ない…。
ほとんどの方が、そんな『寝違え』の症状を経験したことがあると思います。『寝違え』は、首の損傷の中でも特に多い症状のひとつです。
寝ているときに起こりやすいため、そのほとんどが気づかない内に起きてしまい、とても辛いですよね。
そんな『寝違え』ですが、詳しい原因や解消法はあまり知られていないのではないでしょうか?
ここでは『寝違え』の原因などについて挙げていきます。
1.不自然な姿勢
布団や枕など寝具が合わない状態でいると、寝違えが起こることがあります。
他にも車内で寝てしまったり、入浴中にウトウトして首をカクっと曲げたときなどにも受傷しやすいです。
2.寒さ・冷え
寒冷にさらされた状態で首、肩を冷やしてしまい、そのまま就寝していると起床時に首が痛く寝違えてしまうことがあります。
3.疲労
体がとても疲れている状態、特に首や肩のコリがひどい場合寝違えを起こしやすくなります。
最近ではパソコンや携帯、ゲーム機などの普及から眼精疲労、肩首の疲労は増加傾向にあり、受傷原因としては大きな要因となっております。
4.不用意にひねってしまった時
不用意に首などをひねってしまったとき、たとえば人から声を翔けられてそちらを向いただけでも寝違えのような症状を起こしてしまうことがあります。
『寝違え』は、いわゆる一過性の筋炎による痛みがその症状ですが範囲は首から肩、肩甲骨、場合によっては腕にまで痛みや違和感が生じることがあります。
寝違えてしまったときは患部を温め、軽い運動療法などで痛みが軽減することがありますが数週間から数ヶ月も疼痛状態が続くことがあります。 |
(2013年1月更新)